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その他の植毛(瘢痕部位・体毛植毛)

傷跡(瘢痕)部位への植毛

頭部の怪我や手術痕、火傷などにより発毛しなくなってしまった部位に植毛する事で、目立たなくすることが可能です。

瘢痕部位は血流が悪く、健康的な皮膚に比べ、移植した毛が生着しにくい傾向にあります。 そのため、当院では頭皮の状態によっては、少数の本数でテスト植毛を行って生着率を確認してからや、リジェネラ治療(自家真皮組織による組織再生医療)を行ってから、本格的な植毛をする様にしています。

傷跡(瘢痕)部位への植毛

髪の毛から体毛への植毛

元々ひげが薄いが生やしたい、レーザー脱毛を受けたがやはり髭を伸ばしたくなった方など、 自毛植毛の技術を応用して、髪の毛をヒゲやその他の部位に移植する事が可能です。

体毛から髪の毛への植毛

うす毛の程度が進行していて、後頭部のドナー毛自体の数も減っていて、十分に採取できない場合、 体毛が十分にあれば、これをFUEの技術を応用して、移植する事も可能です。 例えば、FUE体毛移植法で、最も一般的な採取部位はあごひげです。 特に下あご縁から下の部位はあまり目立ちにくく、太さも髪の毛に近いのが利点です。

体毛を使った自毛植毛のデメリット

・髪の毛と体毛では毛周期(ヘアーサイクル)が異なる為、数カ月は抜けては生えてを繰り返します。
・くり抜いて採取した箇所が、白い丸い傷になったり、日に当たると色素沈着する場合があります。
・くり抜いた所からキズを治すための浸出液が過剰に出てくる場合があり、1週間ほどは処置が大変なことがあります。
・体毛は髪の毛と比べて太さが異なったり、カールしていたりするので、どの部位に植えるか慎重に考えなければいけません。
・髪の毛と比べてひげは皮下の組織と強くくっついている為、移植に必要な量が採取できない場合があります。

体毛を使った自毛植毛のデメリット